南米選手のうまさの理由を
知りたかった。

寺田 隆久(13歳)

なぜ、留学を決めたのか?
1つ目は、2018年ロシアワールドカップの時のメンバーを見て、だいたいブラジルの選手がトップチームだった。なぜこんなにすごい選手が多いのかと思い、ブラジルに留学したいと思った。
二つ目は、南米のウイングの選手はみんなスーパー選手ばかりです。(メッシ、ネイマール、コウチーニョ、ディマリア、ディバラ)なぜ、こんなにうまい選手が作り出せるのか、また、なぜ日本の選手は、そのようになれないのかを知りたくなり、留学を決めました。
留学前に不安だったことは?
  • ・飛行機が落ちないか。
  • ・ポルトガル語が伝わるのか。
  • ・ご飯は食べられるのか。
  • ・近くには何があるのか。
  • ・暑すぎないか。
  • ・楽しいのか。
FCSBでよかったことは?
具体的には、日本とは違いセレクションを一週間もやること。
また、セレクションで選手は、寮での生活態度も見られ、セレクションに受かっても、また、次のセレクションのメンバーですぐ入れ替えがあること。
足下の技術だけでは、受からないことなどを、直に感じられた。
ブラジルの選手は、片道切符でセレクションに来て、落ちたら帰る手段もなく必死にセレクションに来ていて、人生かけているから、ワールドカップでも活躍できるかもと思いました。
パス、トラップの練習が多かったです。
判断が日本とはスピードも環境も別格に違ったことが分かって良かったです。

ご両親の声

ブラジル留学は、6年の夏という、非常に大切な時でした。日本では、セレクションが盛り沢山。
帰国してすぐに横浜FCのセレクション、程なくしてグランデ。惨敗でした。親目線でも、時差ぼけが影響していて、なかなか、思うようなプレーを出せてませんでした。もちろん、息子の力不足も否めませんが。ただ、1.5カ月ほど経過した頃から、やり切ってきた自身や、知識、テクニック、貪欲さが増したように感じるようになりました。まだまだ、自発行動が足りないですが、この先が楽しみになってます。
ブラジルの経験は、本当に成長させて戴きました。三年後、14歳になる時、中学を卒業したら、ブラジル留学を本格的にしたいと切に願っています。林コーチに感謝、パラムンドに感謝、エジミウソンに感謝。ブラジルに感謝です。世界1のトッププレーヤーに。